ポルポローネ

2012.11.21

井野好子
一般社団法人日本ソルトマイスター協会代表理事、東日本料理学校協会会員、
料理研究家、食育インストラクター。
1994年より料理研究家・藤野真紀子氏のマキコ・フーズ・ステュディオに入り、
料理部門チーフとして働く。1999年に独立して、料理教室Blanc de Blancs
(ブラン・ドゥ・ブラン)を開く。
著書に「お塩ひとつでシェフの味」(PHP研究所)
「わっ、かんたん!人気のおかず」
「わっ、かんたん!人気のイタリアン」
「わっ、かんたん!人気のひとりごはん」(学習研究社)
「野菜たっぷりのスープとシチュー」(成美堂出版)
「幼稚園に持っていきたい 基本のおべんとう」(新星出版社)など多数。

●クッキーの塩は大切です。

クッキーに塩をほんの少々加える事が多いのですが、少々だからといって、なんでもいいという訳にはいかないのが、クッキー生地に加える塩なのです。

粒の大きさが大きいものや粗塩の物は、料理等で溶かす場合には良いのですが、クッキー生地はどこにも溶かすという作業がないので、大きい粒のものをそのままいれてしまうと、焼いて食べてみると、粒がそのまま舌に飛び込んできて、部分的に強いしょっぱみを感じてしまい台無しです。                                                                 

手持ちの塩をミルなどで、擦って使って頂ければいいのですが、必要なグラム数を挽くのは意外と大変な作業です。

そんな時には、最初からパウダー状になっている塩を使えば、薄力粉等の粉類と混ざり合い、同化してくれますので、粒が口に当たるという失敗がなくなります。

そして、塩を加える事で甘ったるさが消え、ついもう一つという味わいに仕上がるのです。 

                                                          

(photo by  M.hirabayashi)