2013「味覚の一週間」に協賛させて頂きました。

2013.09.03

ソルトマイスター便り

来月、味覚の一週間の「味覚の授業」で都内の小学校に授業をしに参ります。こちらは、シェフやパティシエらがボランティアで小学校に赴き、小学3、4年生を中心に味の基本となる5つの味覚をレクチャーするというもの…。

味覚の授業とは一体、何なのか…以下、味覚の一週間のホームページから抜粋させて頂きます。
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「味覚の一週間」の取り組みがフランスと日本で行われることは、両国の食文化の豊かさを思えば当然のことに思えます。味の良さ、調理の技術、創造性、食のバラエティ、伝統…どれをとっても日仏の優劣はつけがたいでしょう。

しかし、少し違うことがあります。それは、食材、食事、サービスなどが単に美味しい、良いと済ませるのではなく、フランスでは、それを人に伝えます。つまりおしゃべりをします。この食材の組み合わせのどこがおもしろい、この調理法の何が新しい、あそこのレストランとここでは、同じ料理名なのに味の違いが、季節が違うと、どう味が異なる…。

フランス人の分析と評論は際限がありません。食事のテーブルではメニューを見ながら、注文までに平気で3,40分かかります。それは好き嫌いを言っているのではありません。今日のこの時にこの人と、どんな味を一緒に味わいたいかに真剣なだけなのです。そうした味覚の違いがわかる感性と、それを表現する言語能力は、子供のときに身につくのだと、フランス人は考えたのです。そこで、「味覚の授業」という運動が起こりました。

「味覚の授業」は4つの味の基本を、舌で味わい、頭で感じ、口に出してその感覚を言い合います。子供の嫌いな「苦み」を「味覚の授業」で覚えたことにより、「苦み」と「甘み」はそれぞれ味のひとつであるということが理解でき、苦いものも、「苦いから嫌い」なのではなく、「これが苦みだよ」と言いながら、食べられるようになったという、親の話を聞きました。

日本には5つめの味、「うまみ」があります。「うまみ」を取りだして、教えていくことによって、日本の食の奥深さを子供たちに伝えていくことができるでしょう。
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「塩味」は味覚の基本4味のうちの1つで非常に重要な役割を果たしています。今度の授業でも子供の味覚の違いがわかる感性と、それを表現する言語能力に触れ、「味覚」を子供がどのように語るのか…「塩味」についてはどのように表現するのか…豊かな感性から発せられる言葉に耳を傾けたいと思っています。

そして、昨日9月2日「味覚の一週間」様に「協賛(企業)」として承認して頂き、

トップページと運営体制のページに僭越ながら、「ティファール」様、「東京ガス」様と共に
一般社団法人 日本ソルトマイスター協会のバナーが掲載されました。

http://www.legout.jp/

今後も「お塩」というキーワードを通じて「味覚」そして「食育」というものを、

さらに考えていきたいと思います。